Stanで人類最強の男を決定する(1)~モデルを作ってみた。

お久しぶりです久しぶりのblog更新になります。


去る7月12日、第3回BUGS/Stan勉強会が開催されました。
近日中にレビューblogがアップされると思いますが、今回の特徴としては、BUGSに関連する発表がなかったことが挙げられます。

初期のBUGS/Stan勉強会はStanユーザは少なかったことを考えると、この1年くらいでずいぶん状況が変わってきたことはとても感慨深いですね。


今回は総合格闘技の試合データから、世界最強最強の選手を決めるモデルを構築してみた(けど、収束しなかったので、アドバイスあればください)という発表をしました。格闘技好きの人間がいつも議論している話題ですね。


内容に関しては下記のSlideShareの資料をご覧になってください。



とりあえず、収束していないことに関しては、パラメータ数がデータ数に対して多いため、パラメータ数列のバラつきが少ないことが原因かなと思っています。ただし、結果は再現性が高く、ほぼ安定しているので正しい結果が返ってきているようです。


今後はモデルに年齢による選手のキャリアピークの調子を反映させれるように調整したいと思っています。
が、先はパラメータの収束ですね。

追記:Andrwe Gelmanがワールドカップの結果から似たようなモデルを作ってました。参考にします。
http://andrewgelman.com/2014/07/13/stan-analyzes-world-cup-data/?utm_medium=twitter&utm_source=twitterfeed